レム睡眠とノンレム睡眠の違いとは?

人間の睡眠には、二種類の睡眠状態から成り立っているのが有名です。

レム睡眠とノンレム睡眠って皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、人間の睡眠はこの2つのタイプがあり、90分のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。

最近では、「睡眠」に対する重要性が見直されてきています。

2017年の「新語・流行語大賞」でトップテン入りを果たした「睡眠負債」。睡眠不足から、日々の生活の質が下がったり、生命の危機に関わる病気のリスクが高まることが最近わかってきました。

日々の生活の質や生命に関わる「睡眠」。人間の睡眠に深く関わるレム睡眠とノンレム睡眠の違いについて知ることで、日々の生活の質を向上させていきましょう。

レム睡眠

レム睡眠人間の睡眠には、二種類の睡眠状態がありますが、ここではレム睡眠について触れていきましょう。

レム睡眠は「Rapid Eye Movement」の頭文字「REM」をとり、レム睡眠と呼ばれています。

レム睡眠中には、眼球が活発に動くことが知られています。この人間の睡眠中の動きから「Rapid Eye Movement」と英語で呼ばれました。

睡眠不足、睡眠を削ることでノンレム睡眠ではなく、レム睡眠の時間が優先的に減少する仕組みになっています。ですので、睡眠不足はレム睡眠の機能が充分に果たせなくなってしまうのが事実です。

睡眠時間を削ることで睡眠不足になり、そして、優先的に減少するレム睡眠の機能が果たせなくなることで日々の生活の質に差が生じてしまいます。

では、レム睡眠の機能やノンレム睡眠との違いについて解説していきます。

レム睡眠で記憶が定着する

レム睡眠の機能の特徴として代表的なことは、やはり記憶の定着機能ではないでしょうか。

レム睡眠中に特徴的に活動しているのが海馬、そう、記憶の中枢です。レム睡眠の間、「シーター波」と呼ばれる脳波が観測され、多くのブドウ糖が消費されます。

これは、記憶の中枢である海馬が記憶の取捨選択を活発に行っている状態で、短期記憶から長期記憶へと変換しているからです。つまり、レム睡眠中に記憶が定着していることになるのです。

レム睡眠をしっかりとれば記憶の定着率は格段とアップすることが望めることになります。

夢を見ているのはノンレム睡眠時よりもレム睡眠時が多い

人間が見る夢はレム睡眠とノンレム睡眠時、どちらの時も見るようになっています。しかし、ノンレム睡眠時に比べて、レム睡眠時の方が遥かに見ていることが多いのが事実としてあります。

さらに、ノンレム睡眠中に見る夢は、単純で漠然とした夢が大半ですが、私たちがよくイメージしている、見たり聞いたり、何か行動しているといった具体的な体験する夢はレム睡眠の時間帯に見ていると考えられています。

ノンレム睡眠

ノンレム睡眠レム睡眠について触れてきたので、今度はノンレム睡眠について触れていきましょう。

ノンレム睡眠は、文字通り、レム睡眠ではない状態ということですが、眼球が活発に動くこと「Rapid Eye Movement」で知られているレム睡眠と違い、ノンレム睡眠中には、眼球がグルグルと活発に動くこと「Rapid Eye Movement」がないとされています。

睡眠不足、睡眠を削ることでレム睡眠の時間が優先的に減少する仕組みになっていると言いましたが、睡眠を削ることでレム睡眠と一緒にノンレム睡眠も減少しているのは事実です。

睡眠時間を削ることで睡眠不足になり、レム睡眠の機能が充分に果たせなくなるのと同じく、ノンレム睡眠の機能も充分に果たせなくなります。ここでは、ノンレム睡眠の機能やレム睡眠との違いについて解説していきます。

脳の休息、成長、メンテナンスを担うノンレム睡眠

レム睡眠の機能として、短期記憶から長期記憶へと変換させ、記憶を定着させる機能です。逆に、ノンレム睡眠は脳の休息、成長、メンテナンス機能を担っているが代表的です。

レム睡眠中に、短期記憶から長期記憶へと変換させ、記憶を定着させているため、脳は日中は当然のこと、レム睡眠中も働き続けています。

しかし、脳は絶えず働き続けると、負担が大きくなり、脳がオーバーヒート状態になってしまうため、90分のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すことで、ノンレム睡眠中に脳をクールダウンさせ、休息させています。

また、ノンレム睡眠中は、体内では成長ホルモンの放出を促すホルモン(GHRH)が分泌されており、このホルモン(GHRH)が分泌されることで、成長ホルモンは放出されます。

成長ホルモンは、脳神経細胞の成長を促す機能があります。つまり、ノンレム睡眠は自らの脳をメンテナンスしているのです。

アンチエイジングの効果を持つノンレム睡眠

先ほど触れたようにノンレム睡眠中に放出される成長ホルモンの放出を促すホルモン(GHRH)によって成長ホルモンが放出され、脳神経細胞の成長を促します。

しかし、これ以外にも、成長ホルモンにより、全身の細胞が成長したり、修復したりします。

また、免疫機能も回復してくれます。ノンレム睡眠を積極的に取ることで免疫力が向上し、風邪や病気の治りが早くなります。

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