寝汗をかくのは良いこと?悪いこと?寝汗がひどくなる原因について

目が覚めたら寝汗でパジャマがびっしょり濡れていた、という経験をお持ちの方は少なくありません。

寝汗は人間の基本的な生理現象でありそれほど心配する必要はありませんが、ひどい寝汗は体調不良のサインかも知れません。

健康な大人であれば一晩で平均コップ一杯程度の寝汗をかくとされています。普段寝汗が気にならないのは汗をかいても蒸発してしまっているからなのですが、前進がびっしょりになるほどの寝汗は要注意です。

朝起きたらまず着替えをしなければいけないほどの大量の寝汗が連日続く場合、何らかの対処が必要かもしれません。

過剰に気にする必要はありませんがひどい寝汗を放置すると体調をくずす原因になります。睡眠の質や環境なども考慮して寝汗対策の必要線を考えましょう。

人はなぜ寝汗をかくのか

人はなぜ睡眠中に寝汗をかくのでしょうか?

寝汗にはいくつかの役割があるとされていますがその中でももっとも重要なのが「体温調整」です。人間が汗をかくのは体温を保つのが一番大きな理由ですが、寝汗も例外ではありません。

睡眠中でも体の活動が全て停止しているわけではなく、環境により体温が上昇することはよくあります。

体温が上昇したままでいると睡眠の妨げになるだけでなく生命に重大な支障をきたす恐れがあります。寝汗は体温を調節する装置としての役割を果たし、健康的で質の高い睡眠確保に貢献します。

重要な脳の体温調整

人間の体で体温調整が重要なのは内臓ですが、その中でも特に重要なのが脳の体温調整です。脳には体内を流れる血液のおよそ2割が流れていますが、血液の温度が上昇すると脳の温度も上がってしまい大変危険です。

脳の温度が上昇したままだと意識障害などを引き起こす恐れがありますが、人間の体は睡眠中であっても脳の温度上昇を抑えるために寝汗をかくことで体温の低下を促します。

脳の温度上昇は夏場に危険が叫ばれる熱中症と同じような状況であり、睡眠中に発生すると対処ができません。寝汗という生理現象があるからこそ脳の温度が安全なレベルに保たれ安心して眠ることができるのです。

臓器の活動による寝汗

臓器が活発に働くことで寝汗の分泌が促進されるケースもあります。代表的な例が飲酒によるアルコール分解です。

お酒を飲むと人体にとって毒素となるアルコールを分解するために肝臓が活発に働きます。睡眠中でも臓器は意識とは無関係に活動を続けておりアルコールを分解するためにせっせと働きますが、その際には熱が発生し体温が上昇します。

内臓の活発な働きによって体温が上昇した場合も寝汗の量が増えます。体温が上がった状態を放置するのは人体にとって危険なので一刻も早く体温を下げようとどんどん寝汗をかきます。

もし寝汗をかかないとアルコールが体内にとどまり続けてしまい健康に悪影響を及ぼします。お酒の量が増えるほど分解のための活動は活発になり寝汗を書きやすくなります。

いい寝汗と悪い寝汗

睡眠中の体温調節に寝汗は大きな役割を果たしますが、全ての寝汗がいいというわけではありません。寝汗にはいい寝汗と悪い寝汗があり、悪い寝汗は体調不良の兆候でもあります。

いい寝汗と悪い寝汗を見分けるポイントは汗の性質です。寝汗には大きく分けるとサラサラした汗とベタベタした汗の2種類があります。サラサラの汗は余計な成分がなく寝汗を書いても健康に悪影響はありません。

しかし、ベタベタした寝汗をかいている場合は注意が必要です。ベタベタ汗はサラサラ汗とは分泌される感染が異なります。

さらさら汗がエクリン汗腺と呼ばれる感染から分泌されるのに対し、ベタベタ汗はアポクリン汗腺と呼ばれる感染から分泌されます。ベタベタ汗にはタンパク質や鉄分などが含まれており、本来であれば排出すべきでない成分まで体外に出されてしまいます。

寝汗を多く書いていてもサラサラしていてすぐに乾くようであれば心配いりません。しかし、汗がベタベタしていてなかなか乾かない場合は要注意です。

きちんと対策を取らないと体調不良を見逃してしまうおそれがあリます。

いい寝汗を書くためには

サラサラの質のいい寝汗を書くためには日頃の体調管理が重要になります。運動不足だと体の代謝機能が低下するためいい汗は欠けません。

寝る前のストレッチや日中のウォーキングなど負荷をかけ過ぎない程度の運動を習慣にすると代謝機能が活発化して質のいい寝汗をかきやすくなります。

寝る前に水分を取るのも効果的です。人間の体は健康な状態であっても一晩にコップ一杯程度の寝汗をかくのですから、少なくとも寝汗と同じくらいの水分量を寝る間に補給しておかないと水分不足になってしまいます。

水分が不足すると汗の濃度が濃くなりいい寝汗はかけません。冷たい水よりも体温に近い白湯などのほうが吸収しやすいのでいい寝汗をかきやすくなります。

悪い寝汗の改善は食事の見直しから

悪い寝汗の改善にも運動や水分補給は効果的です。それに加え食事を改善すると悪い寝汗解消に大きな効果が期待できます。

揚げものなど消化器に負担がかかる食事を寝る前に食べると睡眠中の消化で多量のエネルギーを消費してしまいます。

寝汗を書きやすくなるだけでなく眠りが浅くなったり胸焼けを引き起こしたりと睡眠の質そのものを下げてしまうので、寝る前の食事は消化器に負担のかからないメニューにすると睡眠の質を高めていい寝汗が書けるようになります。

もう一つ注意しなければいけないのがアルコールです。肝臓でアルコールを分解して無毒化するためには多量のエネルギーと水分が必要になります。

アルコール分解にエネルギーを消費すれば体温は上昇し、さらに分解のために水分も使われてしまうので汗として分泌される水分が不足気味になってしまいます。

酔っ払って眠ってしまうと不快な寝汗をかきやすくなりますが、全ては内臓への課題な負担が原因です。食生活を見直し内臓に余計な不可をかけないようにしましょう。

寝汗と病気

適度な運動やバランスのとれた食事を心がけ十分な睡眠時間を確保しているのにひどい寝汗が止まらない。そんなときは病気の可能性が疑われます。ひどい寝汗が何日も続くようなときはすみやかに病院で診察を受けてください。

ひどい寝汗の原因となる病気はいくつかありますが、体の代謝機能を崩すような病気が寝汗の原因となるケースが多く見られます。

代謝機能を司る自律神経に異常が生じる「自律神経失調症」や甲状腺の異常により退社が異常促進される「バセドウ病」などは異常な寝汗の原因としてポピュラーな病気です。

これらの病気は寝汗だけでなく体温や消化器の活動など代謝に関わる様々な機能に影響します。ひどい寝汗だけでなくその他の症状が見られるときは早めに医師に相談しましょう。

室温が低いのに寝汗が続く場合は要注意

寝室の室温が高ければ寝汗をかくのは当然です。注意が必要なのは室温が低いのに寝汗がひどい場合で、何日も続くようであれば放置すべきではありません。

特に冬場にひどい寝汗が続くのは何らかの病気のサインである可能性がたかく、早急に医師の診察を受ける必要があります。

寝汗の原因が睡眠環境にあるのかそれとも自分自身の体調にあるのか、冷静に判断して受診の必要性を検討してください。

寝汗は何科を受信すればいい?

寝汗について相談したいのであればまずは内科を訪ねましょう。寝汗の原因は一つではなく総合的な視点からの診察が求められます。寝汗以外に特に目立った症状がないのであれば内科医に相談して病気なのかどうかを調べてもらいましょう。

寝汗以外の特徴的な症状が出ているようであれば専門医に相談しましょう。

体重の減少や脈拍の増大などを伴う場合は甲状腺機能の異常が疑われるので内分泌科、心疾患や慢性的な高血圧などの持病がある場合は循環器科などの専門医に相談してください。

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