寝言が多い人と少ない人の特徴|病気の可能性は?

寝言は無意識なので恥ずかしかったりもしますよね。自分ではなかなか気づけないものですが、寝言は特に一緒に生活しているパートナーから「寝言を言ってたよ!」と指摘されることで気付く場合も多いです。

寝言はまったくの無意識で記憶にないものもあれば、夢で見ていたことがそのまま口から喋ってしまっていたりなんていうこともあったり、その原因や寝言を発した理由によっても変わってきます。

その中には実は気をつけたほうがいい体や心からのサインもあったりします。

そこで今回はそんな寝言について、寝言が多い人と少ない人の特徴や寝言が多い時に考えられる病気などについてお話したいと思います。もし自分は寝言をたくさん言っているかもという人は是非参考にしてみてください。

寝言の原因

睡眠には大きく「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。寝言は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」によって発せられる言葉の内容が原因が変わってきます。

一般的に寝言をいうのはレム睡眠時だといわれていて、脳が寝ぼけて口から言葉を発している事がほとんどです。この場合は寝ぼけて話しているだけなので、そこまで気にしなくても問題はありません。

また、寝言が多い人には普段の生活では口下手だったりして思っていることがなかなか言えない人が、寝ている間に口に出してストレスを解消していることが多いです。

ですが中には、ノンレム睡眠の時に頻繁に寝言をいう人もいます。特に気をつけたほうがいいのはこのノンレム睡眠時の寝言で、体や心からの病気のサインだったりする場合も多いです。

レム睡眠時の寝言とノンレム睡眠時の寝言にはそれぞれ特徴があり、内容の傾向も異なっていることが多いので、まずはそれら2つの特徴をあげてみたいと思います。

レム睡眠時の寝言の特徴

眠りが浅く、体は休んでいるけれど脳は起きて活動しているのがレム睡眠です。レム睡眠時は脳が色々な出来事を処理しているので夢を見やすい状態にあり、その夢の内容を話していることが多いです。

ですが寝言でははっきりしている言葉を話すことは少なく、文になっていなかったり聞いている人が面白いと感じてしまうような不思議な寝言が多いのが特徴です。

ノンレム睡眠時の寝言の特徴

体も脳も休んでいる状態がノンレム睡眠です。本来は脳も休んでいるはずなので、このタイミングで寝言を発する場合はちょっと注意が必要かもしれません。

というのも休んでいるはずの脳がちゃんと休めていないので、体や心に何らかの障害が現れている可能性が考えられるからです。

ノンレム睡眠時の寝言は強い怒りや抱えきれないほどの悲壮感などが多く、レム睡眠時の寝言に比べて内容がはっきりしている場合も多いです。

そしてはっきりしているほど休むはずの脳が正常に休めていない証拠でもあるので注意が必要です。

寝言で考えられる代表的な病気について

寝言が多いから病気だということはありませんが、できれば静かに眠っていたいものですし、もし病気なら早くに治療したいものですよね。

前述の通り寝言はノンレム睡眠時に多く発せられる場合に注意が必要ということですが、それらは1つの病気が原因ということではなくたくさんの可能性が考えられます。

心の病気から脳の病気、あるいは一見寝言とは関係なさそうな病気が影響して寝言を言っているパターンもあります。

そしてもし病気の場合はできるだけ早く治療することが大切になってきます。

ここでは具体的にノンレム睡眠時に寝言が多い人はどんな病気が考えられるのかについて、代表的な病気をいくつか紹介したいと思います。

思い当たるものがあれば、早めに受診して相談や治療をするようにしましょう。

うつ病

寝言の内容が悲鳴だったり強い感情が込められた憎しみや悲しみなどの場合は、うつ病の可能性が考えられます。

心がとても苦しい状態になってしまっているため、脳が安定した眠りに付くことができず、それによって寝言を発してしまっている場合が多いです。

ただし既に治療を始めているという人の場合は心の苦しみからではなく、薬による不眠からくるレム睡眠時の寝言の場合もあります。

レム睡眠行動障害

睡眠中に突然大きな声で話したり奇声を発したり、時には夢遊病のように動いてしまっていたりするのがレム睡眠行動障害です。

寝言を多く発する病気の中でも注意が必要なものの1つで、見ている夢の内容のまま体も行動してしまったりもします。

ベッドの上で動くくらいなら支障はありませんが、重度になるとベッド周りの小物を投げたりパートナーを叩いたりなどという症状が出る場合もあり注意が必要です。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

非常に恐い経験をした後や自分ではどうすることもできなかった出来事などがトラウマとなって、精神的なストレスがかかり続け、事後もずっとその出来事に対して恐怖などを感じ続けてしまう病気です。

昔は戦争の帰還兵に多かった病気ですが、今でも震災や火事や事故や事件などの被害者に多く見られます。

心に対するダメージが大きすぎて不眠気味になり、事故や事件を夢の中で反芻してしまうことで寝言を発している場合が多いです。

レビー小体型認知症

アルツハイマー型認知症の1つで脳内にレビー小体という小さな物質が多くみられる病気で、一般的な物忘れなどの記憶障害の他に幻覚が見えたり手足が震えてしまったりといった症状も出てきます。

またレビー小体型認知症の初期症状としてレム睡眠行動障害があらわれるという場合も多いです。

ですので、もしレム睡眠行動障害の症状がみられたら早めに専門の医師に相談するようにしましょう。

寝言の主な改善方法

以上、寝言を発する代表的な病気について紹介しました。ですが寝言を発する人の全てがこれらの病気のどれかかというとそんな事はありません。

最初の項目であげたように寝言をいうタイミングは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2つがあり、大抵の場合、寝言の多くはレム睡眠時のものになります。

レム睡眠時の寝言は誰でも言う可能性があるので、そこまで気にする必要はなく安心して大丈夫です。でも自分の意思に反して言葉を発してしまっているというのはあまり気持ちいいことではありませんし、できれば寝ている時は静かに眠りたいものですよね。

もし寝言が気になるという方は下記の点に注意すると減らしていくことが可能ですので、参考にしてみてください。

ストレスをためすぎない

寝言の一番の原因でもあるのがストレスです。寝言が少ない人の多くはストレスを溜めないように生活しており、上手に発散している人が多いです。

できれば嫌いな人とは関わりたくないですし、嫌な事はやりたくないものです。ですが現代はストレス社会といわれるほど色々な場所で多くのストレスを受けやすくなってしまっています。

ですのでストレス解消の時間を設けて、好きな音楽を聞いたり好きな食べ物を食べたり、或いは映画をみて気持ちを現実から少し離してあげたりと、意識してストレス解消するようにしましょう。

眠る前に食べない飲まない

寝言は浅い睡眠の時に多くなるものです。ですので夕食を取ってからすぐに眠ったり、或いはお酒を大量に飲んで眠ると睡眠が浅くなってしまって寝言も増えてしまいます。

寝言の解消のためだけでなく、睡眠前に食事をしたりお酒を大量に摂取するのは体にとっても良いことではありません。

食事をしたらすぐに眠らずに数時間あけてから眠るようにしたり、一度に大量にお酒を飲むのは控えたりするようにしましょう。

医師に相談する

なかなか眠れない、或いは睡眠が浅かったり寝てもすぐに目が覚めてしまうような不眠からくる寝言の改善は、専門の医師に診てもらうのが一番です。

もしかしたらその原因が病気の可能性もありますし、軽度だったとしても受診することで安心して眠ることできるようになり、深い睡眠がとれるようになる可能性もあります。

また専門の医師であれば睡眠薬などを処方してくれる場合もあるので、もし不眠気味だという場合は気軽に医師に相談してみるようにしましょう。

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